「濃厚鶏豚骨ラーメン」に半熟卵（8元）のトッピング。ある程度食べ進めたら、卓上の辛味噌を加えてみて
古北路近くの仙霞路沿いに11月オープンしたのは、日本人が経営するラーメン屋「益市」。カウンターとソファ席がある30席ほどのこじんまりした店内で、一人で、家族で、立ち寄りやすい空間だ。
ラーメンは鶏豚骨スープをベースに、チャーシューとストレート麺を合わせた「濃厚鶏豚骨ラーメン」（52元）が人気。濃厚なスープの中にはカツオの風味がしっかり感じられる。トッピングには半熟卵やノリ、パクチーなどが揃う。自分好みのアレンジを楽しんで。ガッツリ肉を味わいたい人には「黄金版濃厚鶏豚骨」（88元）を。2種類の大きなチャーシュが麺が見えなくなるくらいに丼を覆う。ホロホロと解ける柔らかな肉は食べ応えも抜群。
唐辛子を混ぜた挽き肉にカツオ粉、ニンニク、刻みノリ、ネギ2種と生卵が彩りよく並ぶ汁なしの「京都まぜそば」（52元）は、ツルッとした中太麺にタレがしっかり絡みつく。カツオの旨味に辛さとニンニクでパンチをプラス。終盤はセットで付くご飯とカレースパイスを一緒に混ぜ合わせて。不思議と箸が進んでしまう。